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こちらの記事は2019年に作成したものになります。
ポータブル電源をわかりやすく比較しながら紹介します。
使用環境、好みに合わせてぴったりのポータブル電源を見つけてください。
数値など、情報は注意を払って入力していますが、誤入力の可能性もあります。
改めて、購入の際は該当商品ページ、サポートで性能等を確認してから購入してください。
記事内数値は最新のものでない場合があります。
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紹介する機種は2019年7月29日に『amazon売れ筋ランキング』400Wh以上の機種を上位から8機種ピックアップしました。
放電深度(実際に使える容量)については、『suaoki G500』と『PS5B』しかわかりません。
他の機種も『PS5B』と同じく80%程度しか使用できないと思っておいた方がいいかもしれません。
放電深度とは
二次電池の放電容量に対する放電量の比のこと。DODとも呼ばれます。
何サイクルもの使用が前提となる二次電池では、サイクル寿命が放電深度に強く依存していることが知られており、浅い放電深度で使用したほうが寿命は長くなると言われています。 (中略)サイクル寿命は放電深度が深いほど、そして使用温度の上昇と共に短くなるとされていますが、この影響は鉛蓄電池ほどではありません。 製品によっては仕様書等に放電深度ごとの想定サイクル寿命が記載されていますが、これを見てもわかるように、放電深度が深くなるほどサイクル回数は減少する傾向であることがわかります。
出典:蓄電池バンク
iPhoneなどのスマホ、iPadなどのタブレット、DJIなどのドローンのバッテリーなど何回充電できるか試してみてください。
↓ 使用予定のアイテムをamazonで検索して容量をチェックしてください。
価格を比較します。
SmartTap PowerArQ | suaoki G500 | suaoki PS5B | Jackery 700 | Jackery 400 | Anker PowerHouse | LACITA ENERBOX | e-life-line 462Wh | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
amazon 2019-07-29 12:00時点 | 新品最低価格 64,800円 中古品最低価格 54,000円 | 新品最低価格 59,880円 中古品最低価格 掲載なし | 新品最低価格 39,800円 中古品最低価格 掲載なし | 新品最低価格 79,800円 中古品最低価格 掲載なし | 新品最低価格 44,800円 中古品最低価格 掲載なし | 新品最低価格 49,800円 中古品最低価格 43,800円 | 新品最低価格 54,800円 中古品最低価格 掲載なし | 新品最低価格 47,061円 中古品最低価格 掲載なし |
Y!ショッピング 2019-07-29 12:00時点 | 63,504円 | 59,880円 | 31,410円 セール価格 | 検索する | 49,808円 | 49,800円 | 54,700円 | 57,001円 |
楽天市場 2019-07-29 12:00時点 | 64,800円 | 59,880円 | 39,880円 | 95,800円 | 58,200円 | 49,800円 | 43,840円 | 検索する |
円 / Wh | 101.4円 63,504円時 | 119.8円 59,880円時 | 78.5円 31,410円時 | 113.3円 79,800円時 | 109.4円 44,800円時 | 114.7円 49,800円時 | 98.7円 43,840円時 | 101.9円 47,061円時 |
各ポータブル電源共、タイムセールなどでお値打ちになったりするので、こまめに商品ページをチェックするのがオススメです。
「円 / Wh」が100円を切っていればお値打ちだと思います
出力を比較します。
家庭用のコンセントが使えるAC出力。使い途が膨らみます。
家電製品の場合、通常出力は少なくても、電源を入れる時に大きな出力が必要な製品があります。
最大出力が設定されている製品はその辺も安心です。
電圧:
日本の一般的な家庭用コンセントは100Vになります。
110Vのものは、使用する機器に影響を与える可能性があります。動作がおかしい場合はそのまま使用すると故障する場合があります。
注意してください。
電圧について詳しくは ⇒ こちらの記事へ
正弦波:
※PowerHouse「正弦波」について商品説明には記載ありません。amazonのレビューに投稿がります。
正弦波の前に「純」「純正」とあるものもありますが、意味はないと思います。(通常の正弦波)
「疑似、修正」とあったら注意です。家電が壊れるかもしれないので、使用する際は気をつけてください。
今回の8機種には含まれないので、通常の家電を使ってもおそらく大丈夫です。
正弦波について詳しくは ⇒ こちらの記事へ
周波数:
※PowerHouseについて商品説明には記載ありません。amazonのレビューに60Hzと投稿がります。
50Hzと60Hzがあります。
北海道電力・東北電力・東京電力が50Hz地区
北陸電力・関西電力・四国電力・中国電力・九州電力・沖縄電力が60Hz地区
中部電力が混合地区
周波数について詳しくは ⇒ こちら
誤った周波数でしようすると、
使用する機器によっては正常に動作しなかったり、故障したりする可能性があるので注意してください。
出力:
出力は大きい方が使える電化製品の選択肢が増えるのでいいですが、出力が大きい家電(小さなものでも複数を同時)を使った場合、バッテリーの電気が一気に減り、保護回路の関係で使える量が減ります。
出力が小さい家電の場合は、バッテリーの容量近くまで使用できます。(suaoki PS5Bの説明書より)
車のシガープラグなどが利用できるDC出力。
車載用品が車のバッテリーの残量を気にせず使えるのはありがたいです。
DCポートは差し込める径が限られるので、使い途に悩みます。
便利に使っている情報があれば、お寄せください。
コメント欄、お問い合わせフォームからお気軽に投稿してください。
スマホ、タブレットにデジカメなど。
口数が多いほど重宝しそうです。
充電時間を短縮してくれる機能もあれば、よりありがたいです。
※1 PowerIQ ANKER社の開発した技術。機器の違いをユーザー側で意識することなく、最適な時間で充電
USB急速充電について詳しくは ⇒ こちらの記事へ
USB充電に関しては、Ankerが4口ともPowerIQに対応しており、30Wの出力で頼もしい感じです。
急速充電については、対応するシガープラグや普段家で使っているACコンセントの急速充電器を使えばいいと思います。
通常の電気を出力する以外の機能をもつものをチェックしておきます。
ジャンプスタート機能:
車の急なバッテリー上がりも、自分で車を始動できる機能
ライト:
本体に内蔵されている照明
大容量のバッテリーのおかげで長時間の点灯が可能になります。
『e-life-line 462Wh』は調光することができます。
Bluetoothスピーカー:
本体にスピーカーを内蔵しているのでスマホなどから音を流すことが可能です。
↓ Bluetooth 4.0 スピーカー/10W 搭載
パススルー機能:
充電しながら給電(出力)ができる機能
パススルーについては、正式に対応していなくてもできる場合がほとんどですが、メーカーからはバッテリーの寿命を短くさせるとして推奨されていません。
普段は極力避け、緊急時のみの使用にしたほうがいいと思います。
また、ポータブル電源が異常に熱を持った場合、発火の危険もあるので使用を中止したほうがいいです。
充電方法をチェックします。
SmartTap PowerArQ | suaoki G500 | suaoki PS5B | Jackery 700 | Jackery 400 | Anker PowerHouse | LACITA ENERBOX | e-life-line 462Wh | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
AC アダプタ | 25.2V/3.5A 最大 100W | 14~40V ダプタ入力: 100-240V~ 50/60Hz 1.8Amax 出力: 29.4/3A | 14V~40V アダプタ入力: 100-240V~ 50/60Hz 1.8Amax 出力: 29.4/2A | 12-30V アダプタ入力: 100-240V~ 50/60Hz 2.5Amax 出力: 25.2V / 3.5A | 12-30V アダプタ入力: 100-240V~ 50/60Hz 2.5Amax 出力: 20V / 3.5A | DC 16.8V / 7.5A | 12.5~24V /6.2A | 19V / 5A Max |
入力径 | 8mm | 6.5*3.0mm | ー | 8mm | 8mm | ー | ー | DC5521 外径:5.5mm 内径:2.1mm |
充電時間 | 7~9時間 | 6~7時間 | ー | 約9.5時間 | 約7.5時間 | 約9時間 | ー | 7~8時間 |
シガー ソケット | オプション STSL300 | 12/24V | 12/24V | 12V 約15時間 | 12V 約10時間 | ー | ◯ | ◯ 10~12時間 |
ソーラー | オプション STSL300 | MPPT方式 10A(最大)/14V~40V 最大150W MC4端子 | MPPT方式 10A(最大)/14V~40V MC4端子 | MPPT方式 100Wまで 12V~30V DC入力ポート併用 | MPPT方式 70Wまで 12V~30V DC入力ポート併用 | DC入力ポート併用 | DC入力ポート併用 | MPPT方式 150Wまで 14~32V DC入力ポート併用 推奨パネル: 18V/100W |
どの機種もACアダプタで充電できるのは当たり前ですね。
車中泊などでの利用の場合、シガーソケットから少しでも充電できるとありがたいと思います。
『suaoki PS5B』『G500』は説明書によると、12V車ではフル充電は不可能ですが、24V車はフル充電可能だそうです。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』はオプションの 『STSL300』 を使用することでシガープラグから充電が可能になります。
12V車でもフル充電が可能なのが特徴です。詳しくは ⇒ こちらの記事へ
現在販売中の『SmartTap PowerArQ 626Wh』では『STSL300』が不要になりました。
付属のシガープラグを利用すれば充電が可能です。
詳しくは ⇒ こちらの記事へ
『suaoki PS5B』『G500』にはソーラー専用のMC4規格の端子が最初から付いています。
PS5Bの説明書によると、ACアダプタとソーラーの同時使用は禁止となっています。(同時に差し込むことができるので注意が必要です)
DCポート併用のソーラーについては、ポータブル電源と同じメーカー(推奨品)のものを使ったほうが間違いありません。
他社製のソーラーパネルを使う場合は、ACアダプタの入力電圧以上の電圧をソーラーパネルが出力するものが必要になると考えていいいと思います。
各ACアダプタの入力電圧を確認してください。
充電できても、ACアダプタより高い電圧で充電した場合、ポータブル電源に不具合が起きる可能性があるので、念の為各サポートに問題がないか確認してください。
PS5Bについて充電中、ACアダプタから発火した事故が起きています。(現在販売中のものは対策アダプタになっています)
どの機種についても、充電中はコードから可燃物は避け、できるだけ目の届く位置で充電するのがオススメです。
充電が終わったら、放置せずなるべく早くコードを外すのもトラブルを避けるのに有効です。
リチウムイオンバッテリーは発火の危険があります。
環境温度範囲内で動作させるのが基本です。この範囲以外だと保護機能が働いて動作しない場合があります。
数値は商品ページに記載のものと、 PS5B については所有(2016-12購入品)している説明書に記載の内容も含まれます。
記載のない商品も説明書には記載があると思います。
購入した際は、しっかり確認して使用してください。
冬季に使用しようと思ったら、氷点下でも動作する製品を選択してください。
保管環境温度はどの製品ももう少し高いほうがいいですね。最近の夏は暑すぎます。
重大な事故に繋がる可能性があるポータブル電源。
様々な保護機能が搭載されています。前回は商品ページで紹介されているものをチェックしていましたが、今回は掲載していません。
(ごめんなさい)
安全のための機能
などなど
PS5Bについて、所有(2016-12購入品)する説明書によると、
保護機能について具体的に書かれていませんが、エラーコード「E01~E24」があり、それからみると項目はほとんど備えているようです。
安全機能に関しては、どの機種もだいたい装備していると思います。
どの商品についても異常を感じたら、発火の可能性もあるので可燃物から避けて使用を中止してください。
2019年7月29日に『amazon売れ筋ランキング』400Wh以上の機種を上位から8機種ピックアップしました。
昨年の9月に紹介した機種が5機種入っているのに驚きます。
ポータブル電源はスマホなどのように大きく進化することはないことを現している結果だと思います。
購入すれば、長い期間使用することができると思います。
(説明書をしっかり読んで誤った使用をしない場合)
うちの『suaoki PS5B』も2016年11月購入ですが、まだまだ元気です。
先日、エンジンスタータ機能を使いました。
今年はアメリカのポータブル電源メーカーの『Jackery』が本格的に日本で販売を開始しました。
↑ どちらも所有していますが、驚くのはそのコンパクトさです。
『Jackery400』は『suaoki PS5B』と容量は同じで比較するとかなりコンパクト。
『Jackery700』は『suaoki G500』と容量は約1.4倍なのにほぼ同じ大きさです。
今回の中でAC出力トップは500Wの『Jackery700』になります。
周波数が60Hzの固定となっています。
おすすめは『Jackery400』、『Jackery700』になります。
USBの急速充電機能は弱いですが、AC出力の電圧が100V、周波数が60Hzで正弦波です。
現在の家電はほとんど、ヘルツフリーで50 / 60Hzどちらにも対応したアイテムが多くなっています。
ACアダプターを使用するものはアダプターがほぼヘルツフリーなので『Jackery700』でも使えます。
詳しくは下記の 周波数について の記事を参照してください。
↓ AC出力についてチェックしたいことをまとめました。
↑ 周波数変換器、200Wまでしか対応していませんし、すごく高価です。
ただ単に容量の大きさだけでなく、動作環境も注意してください。
冬場の屋外だと0℃を下回る環境に本体が置いてあると動作しない機種がほとんどです。
そういった環境では、ソーラーパネルは外で本体は屋内に設置できるよう長いケーブルが必要になります。
使いたい家電や、使いたい時期など、使用用途がはっきりしている場合はメーカーや販売店に問い合わせするのが確実です。
災害時の停電対策として、医療機器などを使用する場合は生命に関わります。
使用する機器の仕様を伝えて、購入したあとも実際に使用できるかどうかを試してからの使用をオススメします。
車中泊やアウトドアで使用するには、どの機種を選択してもいいと思います。
停電対策として使用する場合は、なるべく大容量がいいですが、3ヶ月毎の充電などしっかりと管理しておくのも大切です。
1000Wh以上の超大容量のポータブル電源を比較してみました。
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以上で本記事はおしまいです。
豆知識リンクも用意しましたので、チェックしてみて下さい。
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