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今回紹介するのは『SmartTap PowerArQ 626Wh』です。
注目ポイント
記事をリニューアルしています。
以前の記事は ⇒ こちら
PowerArQの最新情報はショップで確認してください。
上記画像は『amazonの商品ページ』の説明欄に記載の内容です。
現在販売の『SmartTap PowerArQ 626Wh』ではソーラーパネルや車から充電する際に必要だったオプションの『STSL300』が不要になりました。
本体の入力電圧が25.5Vだったものが、12~30Vと幅が広がりました。
性能がアップして同梱品が増えましたが、お値段そのままなのはうれしいですね。
実質値下げです!?
他にも変更点があるのか、気になります。
626Whという大容量でかなりのデカさを想像していましたが、思ったよりも小さくて驚きました。
購入時に比較対象になりやすい『suaoki G500』 と一緒に比べていきます。
正面です。
『suaoki G500』は500Whですが、ほぼ同じ大きさです。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』にハンドルがなければ、G500よりも小さい感じです。
側面です。正面左側(画像の右が正面)になります。LEDライトがあります。
点灯するとかなり強い光が放たれます。
スリットはおそらく吸気用になります。
背面です。
スッキリとしていてなにもありません。
側面です。正面右側(画像の左が正面)になります。
スリットは排気用になります。
ACボタンを押すと、内部のファンが動作します。
底面です。仕様ラベルが確認できます。シリアルナンバーなどはありません。
ラベルを拡大しました。
本体にはPSEマークはありません。(2019-03-28確認)
リサイクルマークがあります。
「Li-ion」の文字はありません(説明書には記載があります)
『BOSCHのレーザー距離計』を使って測ってみました。
だいたいの実測になります。
幅31.0cm 奥行き19.0cm 高さ24.2cm
箱、説明書にサイズの記載はありませんでした。
ネットの商品ページに記載のサイズは
30 x 24.2 x 19.3 cm
だいたい同じ数値でした。
『はかり』を使って重さを測定。
重さ6,100グラムでした。(誤差あります)
説明書には6.0kgと記載があります。
PowerArQにはカラーバリエーションがあるのが特徴です。
特に、キャンプにとても似合いそうなカラーを揃えています。
今回紹介しているカラーはオリーブドラブです。@powerarqさんで好きなカラー投票で1位になった色です。
僕のパソコンからの判断ですが、実物は画像よりももうちょっと緑がかった感じです。
みなさん何色がお好きですか?よかったら教えてください?
— PowerArQ (@powerarq) 2019年3月14日
カラーが更に追加されました。シンプルが好きな人にとっては待望のカラーです。
・容量:626.4Wh/174,000mAh
・高エネルギー円筒型リチウムイオン電池(N18650CL-29)
・ライフサイクル:300回以上
・バッテリーセル:フル電圧 4.2V
・公称電圧:3.6V
3.6V x 174Ah=626.4 Wh
BAK製リチウムイオン蓄電池:
内臓リチウムイオン電池(18650)は、サテライトにも利用される安全性の高いBAK製の高品質リチウムイオン電池を採用しています。世界有数のバッテリーメーカーであるBAKは、BMWやDell、サムスン、LG化学などの多数の世界的企業にバッテリーを納品しているメーカーです。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』の充電はこちらのポートのみになります。
入力口径:8mm
入力電圧:12-30V(旧機種:25.2V±0.05V)
定格電流:3.5A(最大)
入力電力:100W(最大)
満充電時間:約8~10時間
充電方式:CCCV方式
充電中は入力ポート隣の赤色LEDが点滅します。
! 注意事項
『SmartTap PowerArQ 626Wh』はオートチャージに対応しているので、電源を入れなくても入力を感知すると自動で充電が開始されます。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』に付属のACアダプターから充電する場合を紹介します。
本体での操作は何も必要ありません。
「INPUT」にアダプターを差し込むと充電が始まります。
型番:YHY-25203500(2019-03-28確認)
アダプター本体です。コンセントプラグコードは外すことができます。
ACアダプター仕様
ラベルを拡大しました。
さらに拡大。PSEマークがしっかりと確認できます。
ネットショッピングでも販売している「加島商事株式会社」さん。
他の一般的な商品で確認できるのと同じく検査機関は「JET」です。
アダプター裏側です。
LED表示部があり、充電中は赤色に点灯、充電が完了すると緑色に点灯します。
(満充電していなので、緑点灯を確認していません)
「INPUT」にアダプターを接続すると、オートチャージが働いて充電がはじまります。
今回はPowerArQ miniから充電してみました。(miniの紹介記事は ⇒ こちら)
「OUTPUT」の数値が111W
毎回ワットモニターの数字が読みにくくて申し訳ないですが、「105W」と表示されています。
「IN」の数値が99Wでした。アダプターを使用した場合99Wで充電していました。
パススルー対応なので、写真撮影の際、「OUT」(出力)も使用していました。
このブログ記事を書いているノートパソコンをつないだ状態です。
! 注意事項 ACアダプター
現在(209-9-13)販売中の商品説明によると、車からの接続に必要だった『STSL300』が不要になり、接続用のシガーケーブル(3.4m)が付属しています。
↓ ここに紹介しているのと同じ容量で充電できるかは不明です。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』には車充電用のシガープラグは付属していませんが、オプションで販売されています。
SmartTap 電圧変換機能付き充電ケーブル (MC4 & シガーソケット) STSL300
STSL300について、別記事で詳しく紹介しています ⇒ こちら
ここでは簡単に紹介します。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』に充電するための、変圧器になります。
シガープラグとMC4端子をDCプラグに変換するケーブルと、変圧器が付属します。
変圧器なしでシガープラグを接続しても『SmartTap PowerArQ 626Wh』は充電できません。
『SmartTap PowerArQ mini』で12V出力をして、『SmartTap PowerArQ 626Wh』に充電しています(わかりにくくてすみません)
STSL300のLEDが赤く光って動作していることを確認できます。
STSL300の動作中はファンが回って、室内では音が気になる感じですが、車だったら気にならないと思います。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』の「IN」(入力)の数値は驚きの102Wを示しています。
車用の充電なので、もっと低いと思いましたが、ACアダプターの数値を上回っています。
効率よく走行充電が可能です。
ちなみに出力している『SmartTap PowerArQ mini』の方は
「OUTPUT」(出力)が109Wを示していました。
ソニーのビデオもUSBで同時に充電していたので、そちらを外したら108Wでした。
車でACアダプターと同じ能力で充電できるのは素晴らしいと思います。
suaoki のポータブル電源でも使えればと思いましたが、プラグ形状が違うため無理そうです。
対応したソーラーパネルを利用して『SmartTap PowerArQ 626Wh』を充電できます。
! 注意事項 ソーラーパネル
車と同じように『STSL300』を組み合わせての使用がおすすめです。
現在(209-9-13)販売中の商品説明によると、ソーラーパネルの接続に必要だった『STSL300』が不要になりました。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』接続用のMC4ケーブル(1m)が付属しています。
出力電圧が12-30VのMC4端子やDC8mmのソーラーパネルと接続が可能です。
『STSL300』について、別記事で詳しく紹介しています ⇒ こちらの記事へ
対応ソーラーパネルは『STSL120D』になります。
ソーラーパネルについて別記事で詳しく紹介しています ⇒ こちらの記事へ
『STSL300』に付属のMC4端子を使用すれば、対応した他社のソーラーパネルも使えます。
↓ フレキシブルソーラーパネルです。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』にはAC出力、DC出力、車のシガーソケット(12V)出力、USB出力が備わっています。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』の操作方法は至って簡単。
コンセント上部にある「AC」の文字があるスイッチを押すと「ピッ」という音と共に出力が開始されます。
(suaokiのように主電源を押してからではなく、直接スイッチを押すだけ)
出力開始と共にLEDが赤色に点灯して、本体のファンが回転します。
(ファンは出力によって停止したり動いたり)
・100V/3A
・出力周波数:60HZ
・通常パワー:300W
・ピークパワー:500W
・過負荷保護:360W
・AC/DC 変換効率:85%以上
周波数は60Hzの固定になっています。
↓ AC出力についてチェックしたいことをまとめました。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』のAC出力の変換効率は85%以上とあります。
これは、PowerArQからAC電源を取り出す際に最大で15%のロスがあるということになります。
AC電源で全て使用したとすると、
626.4Wh ✕ 85% = 532.44Wh
最低でも532.44Wh以上を使用できることになります。
変換効率がいい使い方をすれば、数値は増えます。
(放電深度の設定がわからないので無視しています)
『SmartTap PowerArQ 626Wh』は正弦波なので安心して家庭用電気製品が使用できます。
↑ 家庭用コンセントの波形です。
頂点に少し歪みがある感じがします。
↑ 『SmartTap PowerArQ 626Wh』の波形です。家庭用コンセントの波形に比べて頂点がきれいにカーブしているのがわかります。
オーディオに使用すると、澄んだ音がするらしいです。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』にはDC出力ポートが2口、車用(12V)シガーソケットが1口備わっています。
端子上部にある「12V」の文字があるスイッチを押すと「ピッ」という音と共に出力が開始されます。
出力開始と共にLEDが赤色に点灯します。
・12V / 10A 120W(最大、DCポートと合わせて)
・DC-DC 変換効率:85%以上
・口径:6.5mm(6514)
・12V / 10A 120W(最大、シガーソケットと合わせて)
・DC-DC 変換効率:85%以上
DCポートを活用するためににオプションの『STSL200』が販売されています。
詳しくは別記事で紹介しています ⇒ こちら
8種類の変換プラグが付属しています。コードがちょっと短すぎません?
5V / 2.1A
一番上のポートは単独で急速充電対応。
中央、下段はどちらか一方を使用時のみ急速充電に対応(箱の説明より)
『POWER-Z』を使用して急速充電の対応を調べました。
一番上のポートです。
対応はApple2.4Aのみでした。
5Vで出力されています。
2段目です。(3段目はこの2段目と同じでした)
こちらはApple1Aとなっています。
USBで急速充電したい場合は一番上のポートを使うのがいいですね。
USBの急速充電がちょっと弱いですが、車用のアクセサリを使えばいいと思います。
いろいろあるので、必要なものを組み合わせるといいと思います。
(紹介している商品が動作するかは保証できません)
家庭で使っているものがあれば、それをAC出力で使用してもいいですね。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』でデバイス(スマホ、タブレットなど)に充電する場合など、小さな電力で少しずつ出力(給電)させれば626Whの容量目一杯を使用することができます。
逆に、定格出力の300Wなど高出力で連続して使用すると、容量が一気に低下することに対して制御が働いて626Whをフルに使えない場合があります。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』の最大の魅力は充電しながらの出力(パススルー)に対応している点です。
とても期待して説明書を確認すると、、
「電池の寿命を長持ちさせたい場合はパススルー充電はなるべくお控えください。」
↑ の文字が。
てっきりバッテリーに影響がないかたちで利用できると思っていたので残念です。
緊急時の使用方法と考えたほうがいいですね。
suaokiの機種でもパススルー対応を公式にうたっていませんが、可能です。
suaokiも、バッテリーの寿命に影響を与えるため非推奨となっています。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』の液晶表示はシンプルでわかりやすいです。
特に、容量をパーセントで表示しているのはいいですね。
こちらの表示、ボタンを何も操作しないと消えてしまいます。
バックライトだけが消灯するならいいのですが、液晶の表示も消えるので確認したい場合は「DISPLAY」ボタンを押すか、他のボタンを押さないといけません。
その点がちょっと残念です。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』はLEDライトを装備しています。
となりにあるスイットを押すと「ピッ」という音とともに点灯します。
消すときも「ピッ」と鳴ります。
常時点灯のみです。点滅などはしませんでした。
かなりの高輝度です。眩しいです。
災害時、もし孤立しているときにヘリコプターが飛んでいたらこの照明を向けるといいかもしれません。
・低温(氷点下)は、バッテリーの容量と出力電力に影響を与えます。
-20℃から45℃の範囲以外で保管は避けてください。
バッテリーが劣化します。
・30日間返品可能(初期不良)
・日本人によるアフターサポート
・保証期間は2年間
日本人スタッフがサポートなのは安心ですね。
保証期間の2年間を過ぎたあとも、有料ではありますが修理サービスがあります。
内蔵リチウムイオン電池は、劣化していきます。
使用していない環境でも劣化するので、交換サービスはありがたいですね。
永く愛用できること間違いなしです。
『SmartTap PowerArQ 626Wh』は容量が大きくなり、重さもあります。
手軽に持ち運ぶ感じではないアイテムです。
家に備えておいて災害時の帯電対策用の防災グッズとしては間違いなく626Whの容量は役立ってくれます。
車で持ち出す分には全く気にならない重さだと思います。
キャンプ場へ持っていけば、集まったみんなのスマホを充電したり、ゲームを手放せないちびっこの充電を助けてくれます。
冬はこたつや、電気毛布。夏は扇風機(単純なモーターのタイプは60Hz対応がいいかも)。
USBの急速充電はちょっと頼りない感じでしたが、AC出力に家庭で普段使っている充電器を使えばいいですし、車用のUSB充電器を使えば問題解決です。
ソーラーパネルも、オプションのSTSL300を使用すれば問題なく充電可能ですし、さらに車からの充電(シガーソケット)も家庭用コンセントと同じくらいパワフルに充電できます。
一番のおすすめポイントは、カラーです。
「オリーブドラブ」「コヨーテタン」はアーミーカラーでナチュラルテイストのキャンプ、アウトドアが好きな人にとって合わせやすいカラーになっています。
特選タイムセールなどでたまにお値打ちに販売されています。
楽天市場ならポイントもついてお得です。
公式の販売は「加島商事」さんです。ヤフーショピングでは扱っていません。
↑ ソーラーパネル120Wです。STSL300と組み合わせて使用したほうがいいです。
詳しい紹介記事は ⇒ こちらの記事へ
↑ 変圧器です。車のシガーソケット、ソーラーパネルで効率よく充電できます。
シガープラグ、MC4端子ケーブルもあり充電にバリエーションが増えます。
(必需品ではなくなりました)
詳しい紹介記事は ⇒ こちらの記事へ
↑ こちらもソーラーパネルです。STSL300と組み合わせてどうぞ。
↑ 10mのソーラーケーブル。アンダーソンポートなので注意してください。
↑ DC出力ポートを利用するコードとプラグのセットです。コードが短いのがイマイチ。
詳しい紹介記事は ⇒ こちら
↑ PowerArQ miniです。容量が300Whと小さくなります。
こちらの商品は、ソーラー、シガープラグから充電するのにオプションの【STSL300】が必要ありません。
詳しい紹介記事は ⇒ こちら
↑ 純正品ではないですが、アンダーソンポートをDCポート8mmに変換するケーブルです。
↑ 純正品ではないですが、1.3mのケーブルです。
(STSL300にはMC4-DCケーブルが含まれています)
※商品の組み合わせについては、購入前に取扱い店舗に確認してください。
626Whでは必要だったオプションの【STSL300】が必要なくなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事は2018年3月8日に公開し更新したものになります。
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以上で本記事はおしまいです。
豆知識リンクも用意しましたので、チェックしてみて下さい。
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コメント
コメント一覧 (6件)
入力の8mmDCに惑わされて
Anker Power Solar60とつながらなくてがっくり来てますが
MC4変換ケーブルを使って
通常の8mmMC4変換ケーブルをAnkerに挿して
PowerArQのMC4変換ケーブルでつなぐことはできるのでしょうか。
情報ありがとうございます。
接続できるかわかりません。
ごめんなさい。
各メーカー、販売店に問い合わせしてみてください。
接続できても充電できるかわかりません。
電圧変換機能付き充電ケーブル (MC4 & シガーソケット) STSL300
の出力電圧を見ると、25.2V となっています。
Anker PowerPort Solar 60
の出力電圧が 16.8V
電圧が少ないので、充電できないかもしれません。
どちらにしろ、PowerArQに充電するためには
電圧変換機能付き充電ケーブル (MC4 & シガーソケット) STSL300
が必要になる可能性があります。(プラグとポートが接続できるかはわかりません)
使用すると、入力電圧(V) 12V〜30V に対応とあるので、
充電できると思います。
充電できるかについても各メーカー、販売店に問い合わせしてみてください。
Anker PowerPort Solar 60使ってSTSL300を使用すれば今日の実測としてはMAX26WのINPUTが確認できました。
接続するにはwebetop ソーラーケーブル MC4型コネクター MC4-DC5521タイプ 外径5.5mm 内径2.1mm 長さ約1.4Mなどのケーブルが必要になりますが他社のソーラーお持ちで出力が足りない方はお試しあれ。
秘密さん コメントありがとうございます。
情報ありがとうございます!
「DC/AC 変換効率について外箱に記載してあるようです。
68%」
とありますが、、
今日購入しましたが、外箱には上にも画像ありますが、AC/DC変換効率:>85% と記載があります。
dsoisさん コメントありがとうございます。
情報ありがとうございます。
記事訂正させてらもいました。
68%という情報はネット上のブログ記事からでした。
改めて、画像検索すると、85%の画像しか見つかりませんでした。